シールピールのQ&A
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  DAIKYO シールピールの Q&A


              問題が発生したら、まず工業用のガラス棒状温度計0℃~300℃またはデジタル温度計

              用意してシールピールの溶液温度がいま実際に何度であるか、
液の温度を確認して下さい


                 
ガラス棒状温度計 水銀 0〜+300度            測定部.pdf へのリンク

              測定箇所は
底槽部、中間槽部、上槽部の3箇所を3分ほど温度計を入れて測ります。

               その上で専用タンクの設定ダイアルが190℃で、
液温度が185℃~190℃で

               あれば  正常に働いて おります。しかし
液の温度200℃以上又は180℃以下の場合

               には適正な温度でないために、粘度が低下して油状になって被膜を作ることが
                できません。

               この場合、専用タンクや溶解容器の
温度センサーに誤差が発生しています。

              
温度センサーの修理をして正しい感度にもどして下さい。


             
一番大切な事は、シールピールの溶液の適温度で浸漬作業を行うことなのです。


                       ●   シールピールを使用中、一番多い問題事項は下記の通りです。 

                      現    象                        原   因
 1   シールピールの被膜がワークに付かなくなった。 
   溶解タンクの上部に油分がたまっている。
   分離している。
 60時間以上を超える長時間の使用による分離。
 200℃を超える加熱による分離。
 温度不足による分離。180℃以下の状態の時
 2   被膜の色が黒くなってきた。
 
 溶液粘度が低下して被膜の付きが悪い。
 被膜がすべる。とれる。
 長時間の使用による老化。 
  使用の限界を超えてきている状態
 加工油や防錆油がついている。
 3   異常に白煙が出ている。
 膜がパラパラ割れる。脆い。
 臭いがくさい。
 200℃以上の温度に上げ過ぎたため。
 長時間の熱老化によるダメージ
 200℃以上に温度が上っている。老化している。
 4  被膜(フィルム)の中に小さいかたまりが残っている。   温度不足により起こる現象なので
 液温度を5℃~10℃上げると良い。
 一時的にMAX195℃まで上げる
 
 5  被膜(フィルム)が時間の経過で硬くなり剥がれない。
 被膜が部品にくっいてしまった。
  
  200℃以上に温度を上げて処理した膜は
  油分が蒸発するので被膜が硬くなる。
  取り方: 100℃位に温め柔らかくして外す。
  ドライヤーで温めてからカッターで切れ目を入れて
 剥ぎ取る。
 

                          シールピールの安全性についてもご覧下さい

   
  Question     このような現象はどうして起こるのでしょうか。


      Answer

        溶液をよく撹拌しても、分離の現象が発生していたら、それは熱老化によるセルロースの分解が

         起きているので、これ以上使用することは出来ないというサインです。
 
         衝撃を軽減する被膜剤としての性能が失われています。


         原因は、シールピールを200℃以上の温度で加熱したか、長時間の使用により老化したか、

        または、温度不足(180℃以下)でも起こることがあります。



       このままの状態では被膜ができないので分離したシールピールをタンクから出して、新しい商品を

       入れて始めから融かしてご使用下さい。分解した物に新しい商品を補充しても効果はありません。

   
 この時に熱分解したシールピールは産業廃棄物の廃プラとして処分を行なって下さい。


       被膜が出来ない現象は、温度不足でも起こりますので溶解タンクの上フタをした状態で溶液の

       温度を190℃に上げて、1時間ほど経ってから撹拌してみると問題を解決できる場合があります。
                                       (但し、新し製品の場合)

        ●  切削油や防錆油が付着していると、上手く被膜が付かない原因になるのでのでDipping
              する前にしっかり 溶剤や洗浄剤で油膜を洗い落としてから浸漬(Dipping)をして下さい。


                   

     Question   シールピールは、何故 分解や分離してしまうのでしょうか?(原因)


     Answer

           シールピールの主原料はセルロースで、その中に植物油脂と防錆油を混合してホットメルト型の

           可剥性プラスチックができます。

       
180℃で溶融した時の耐久時間は、1日8時間溶融 × 7日間(約60時間)です。(融けた溶液8分目) 

         その間は分子間が結合して 被膜が出来ますが、それ以降はセルロースの分解が始まりますので、

         溶融したら出来るだけ早い時間に部品をまとめて浸漬することをお勧め致たします。


         さらに  速く溶融する目的で、 一時的に指示ダイヤルを250℃~300℃に合わせたため過熱温度

      (200℃以上を越える設定)になり
、 シールピールが融けながら熱分解してゆく現象が起こり、

        全く 使用できない状態になります。

         シールピールの
液温度を180~190℃に常に一定に保って、液の温度の管理をしていただく

         ことが最も大切です。 通常の溶融においても  耐久時間(約60時間)を越えると シールピールは

        
分離・分解を起こしやすくなり 使用できなくなりますので 注意して下さい。


        Question      シールピールの使用温度は何度に設定すればよいでしょうか?

        Answer
              
          基本的にSP-25・ED-7・SD-3/A・SCのType1は180℃~190℃の液温度で使用ください。

      200℃以上の温度では絶対使用しないこと。引火して火災の原因になり危険です。

      シールピールも200℃を越えて使用するとすぐに分解して油状になり使用できなく成ります。


     シールピール
AR-1,シールマスクは150℃~160℃の液温度を保持しご使用ください。


      
シールピールを安全にお使い頂くためにガスによる直火は危険ですので避けてください。

      引火して火災の原因になるのでガスは使用禁止です。

      温度をコントロールできる間接的な電気式の溶解タンクや調整器付きの容器をご利用下さい。
 
    小さい部品で数が少ない場合には市販の電気フライヤーで温度調整付きの商品を利用すると

   安全で便利です。
家電の
量販店やネット販売店で調達ができます。

       参考: 象印社製
               電気フライヤー   EFK-A10   100V 1kw 温度コントロール付き
              

         防錆について



        どんなに優れた防錆剤や防錆油であっても部品にたいして十分な前処理をしないとその性能を
            期待することはできません。

        前処理の必要性
          金属部品には製造工程間で手作業や汚れた手袋により指紋や汗が付着しております。

      更に、大気中の塵 埃 グリース 切削油などの残さの異物や酸、アルカリが付着していると錆の

           発生原因に なるため、これらを除去するのに清浄を十分行う必要があります。


       一般的な洗浄方法

      ● 石油系溶剤中に、製品や部品を全体あるいは部分的に浸漬して、ブラシや布等で擦っておとす方法。

     ● 指紋除去さび止め油(シールコート85 浸漬時間2分以上)、メタノールなどの溶液に浸漬して、

     十分に浸透して汗や指紋を完全に除去する方法。

    ● アルカリ清浄剤を加えた水溶液に製品や部品を浸漬または吹付けを行い、十分に熱水で
          すすぎ洗いをする方法。

    ● 溶剤や溶液中に製品や部品を浸漬して超音波をかけて洗浄する方法。


              
     Question Q: ではどうすればいいの?

      Answer

           機械加工した部品は機械油とともにゴミ、塵等の汚れが付着していますので、まず汚れた部品を 

         上記方法を参考に、溶剤や洗浄剤を利用して、きれいに落してください。



    Question  Q: 洗浄後、部品を長期保管したいときは?

    Answer
          
       部品を指紋除去剤(シールコート85)で拭き取り防錆油をつけてシールすると長く保管できます。

      短期間の保管には防錆油の処理は省略してシールピールをしてもかまいません。


      但し、シールピールと相性の合わない防錆油を先に塗布してからシールピールで被覆した

     被膜が1年後に硬くなり、剥しづらくなるという報告があるので5年以下の保管には

      基本的には防錆油は使用しない方がトラブルを避けられます。しっかり部品の前処理を行い

      除錆してゴミや汚れを落としてからシールピールで保護してください.


    Question Q:そのほか、サビについて注意しなければいけないことって何?
  
    Answer
 
  
 ●   特に湿度の高い日には空気中の水分が部品の表面に水滴となって付着しております。
        そんな時、前処理しないでシールピールをかけると水分を閉じ込めた形で包装され   
        サビがあとで発生してしまいます。

    
  
  汚れた手袋や素手で検品や梱包を行うと指紋が残り、その部分に塩分、たんぱく質が 
       付着しているので後日、部品にサビが発生する原因になりますのでので、指紋除去剤で
        きれいにふき取ってから シールピールで保護し ましょう。

  
  
 200℃を超えてシールされた部品の被膜は熱による老化や変質を起こしている
       可能性があるためシールピールの防錆効果は低下しています。また被膜がパラパラと
        取れたり 割れたりしている場合は老化している状態です。入れ替えて下さい。
  
  
  一度使用したシールピールを再度使用する時は要注意、シールに付着したゴミ等の
       除去をしてからでないとサビのもとになります。再使用品は新品に対して10~20%ほど
       混ぜてご利用ください。


 
 ●  一年以上部品の保管をする場合にはシールしてから一年毎に部品の状態をチエックして下さい。
       外観から確認できない時は、一部を切り取って確認しその箇所には空気の混入を避けれ為に
      再度融かしたシールピールをその部分に大きめにかけてください。


   
 シールピールタンクも清掃と点検が必要です。長い期間タンクを使用していると
       熱による老化で内壁に付着した焦げたシール剤が悪影響の原因になります。
     六ヶ月毎に老廃物をヘラ等でおとして綺麗な状態でシールピールを溶かして下さい。




    
 タンクの洗浄をしていますか。
    

         
溶解タンクの悪い使用例  

                  
            
         清掃をしないと、このように焼け焦げた堆積物で熱が伝わらなくなります。

      溶解タンクは3ヵ月又は6カ月毎の清掃が必要です。

    清掃を怠るとサーモスタットに温度誤差を生じ、熱伝導が悪くなり、センサーに正確な

    温度が伝わらない状態に成ります。

    
タンクの中に網目の鉄カゴは入れないで下さい。 正確な熱が伝わらなくなります。

              
    タンクの内壁に
炭素化した堆積物が付着し最悪の酸化環境になり 錆発生の原因に成ります。

   こげた部分は、壁面が温かい内に金属ヘラ等を利用して綺麗に削り取り、熱が冷めてから溶剤を

  タンクに入れて膨潤させ、又 ヘラや刷毛を使い洗浄する。汚れた溶剤は別の容器に移して廃棄。

  次に中性洗剤のママレモンを少し入れまた洗浄し最後にタンク内をお湯で洗って乾かす。

  溶剤を使用中は危険なので電源は必ず切ること。溶剤はトリクレン・トルエン・メチルエチルケトン
  など。出来るだけ安全な溶剤を選択すること。

  
取扱いには十分に気をつけ有機溶剤用のマスクを装着して下さい

  熱が伝わりやすい 面に仕上げたら、新しい シールピールを入れて融かしてお使い下さい。

              
                    
               側壁の炭素化物を取る。        液温度は180℃です。



  適用法令
   
   消 防 法:  火災予防条例 指定可燃物  可燃性固体
     
  PRTR法:  1種・2種 非該当
  RoHS指令: 非該当
  PFOS規制: 非該当
  DMF(フルマ酸ジメチル):含有せず
   REACH規制(SVHCの161種類)  :含有せず
                  

   客様へのお願い
  はじめてお買い上げ頂いたユーザー様は、販売店を通じMSDSを入手して製品の特徴を理解
   した上でご使用下さい。

  当製品を融かす場合、ガスによる直火は火災の原因になり大変危険ですので必ず避けて下さい。
  タンクを利用する間接加熱でも195℃以下の温度で使用すること。


       製品情報
          
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         シールピールの簡単な浸漬作業

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